今回は、高配当株投資についてまとめました。
ところで、「あなたは裕福ですか?」と聞かれたら、
「ハイ♪」と言える人ってどれだけいるんでしょう。
私はNOです。( ;∀;)
裕福の基準は、
「収入がなくても、生活水準を維持できる期間」が
どれだけあるか、で決まります。
つまり、資産が多いほど、生活費が少ないほど、裕福というワケです。
「今の生活より、将来の資産を増やしたい人」もいれば、
「将来よりも、今を充実させたい人」もいます。
人の価値観は様々です。
今回は、後者の「今」を充実させたい人に向けて書きました。
「労働せずして、一定のお金が得られて生活費が賄える」
ゆとりのある生活を目指して、
「高配当株投資」について、簡単に分かりやすくまとめてみましたので、
最後までお付き合い頂けたら幸いです^^
~もくじ~
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1,高配当とは
2,高配当株の魅力
3,高配当株の注意点とデメリット
4,高配当株投資に向いてる人
5,おすすめの高配当株
6,まとめ
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1.『高配当株』とは
株式投資には
「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」の2種類があります。
①キャピタルゲイン
保有していた資産を売却することによって得られる、
”売却益”と”カラ売り”による利益
②インカムゲイン
資産を保有することで ”安定的・継続的に受け取れる利益”
「高配当株」は、②の継続的に受け取れる利益の、
「インカムゲイン」になります。
この「配当」とは、会社が得た利益の一部を、
株主に還元するお金のことです。
預金の利息も、このインカムゲインにあたります。
微々たるものですがw
ちなみに、”NISA”や”iDECO”は、
長期で持つことによってメリットが得られるので
キャピタルゲインになります。
2,『高配当株投資』の魅力
●ローリスク
●企業が存続する限り、配当金は支払われる
●長期的には、元本は成長する
●長期的に配当金も成長する
●安定的・継続的に利益が出る
●計算しやすい
●日々の生活が良くなる実感がある
●国内株式の配当金について「配当控除」という優遇化税制度がある
※配当金を使わず、再投資して、複利パワーを最大限利用することもできます。
~配当だけで生計を立ててる人のTwitter~
「高配当株で配当金生活 - たっちゃん」
3,『高配当株投資』の注意点とデメリット
●配当予想が修正されて減配(減額)になったり、
無配になったりする場合がある。
●株価よりも、「配当金を減らさない」ように、
ひたすら企業の業績に着目する。
●安定して高い配当を出してくれる企業を吟味する
●配当金を支払っていない「無配当」企業がある。
※購入の際は注意(Google、Amazonなどアメリカ企業に多い傾向)
●配当金の利回りの目安は、3%~4%
※利回りが高ければいいってものではない。
●資金力が必要
※少額のお金で投資をしても、配当所得はしれている。
●「投資元本がマイナスになっても生活に影響がない範囲」
で投資することが不可欠。(リスク許容度)
リスク許容度は、年齢や職業、家族構成、収入、資産によって変わります。
<あなたのリスク許容度診断テスト>
※リスク許容度の低い年齢層は、「貯金」と「年金の繰り下げ受給」で
老後に備えるという手もあります。
「繰り下げ受給」については、賛否両論ありますが、
一度検討してみる価値はあると思います。
<日本年金機構(年金の繰上げ・繰下げ受給)>
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/kuriage-kurisage/index.html
~外国株のデメリット~
①税金が二重にかかる(二重課税制度)
日本株の税金約20%(一律)に対して、
国によりますが、米国株の場合は約28%かかります。
②為替リスクがある
為替レートの変動により損失が発生するリスクがある。
ドルやユーロ建ての資産収入を使う際「円」に換金する必要があるので、
円高になると、当然ですが換算金額が少なくなります。
4,『高配当株投資』に向いてる人
日々の、キャッシュフローを強化したい人。
たとえば、、、、
・月数回は、ちょい高級なお店で食事がしたい
・娯楽、趣味をもっと楽しみたい
・住居費など、家計費の足しにしたい
・毎日飲む発泡酒をビールにしたい
などなど、未来のお金より、日々の生活を重視し、
少しでも良くさせたい人が向いています。
また、人の生活スタイルと生活レベルによって、
配当金で生活する定義と必要金額は異なります。
5,おすすめの『高配当株』
~おすすめは「高配当株ETF」~
配当利回りの高い株式銘柄によって構成され、
株価指数等への連動を目指した運用を行なう上場投資信託です。
<ETFについては下記、記事にて解説>
ただ、ETFは個別株に比べて、利回りが低いので、
企業分析が苦にならず、配当のみの利回りだけを追求するなら、
個別株がおすすめです。
※ただし1銘柄だけの集中投資は注意。(最低10銘柄ほどは分散)
~高配当の個別株の基本の探し方~
・「過去の業績」「最新の業績」をチェック
・「将来」を予想して最終決定する など
上のように、目を皿のようにして、
1社毎に見ていかなければならないので、
かなりの労力と時間を要します。( ;∀;)
6,まとめ
高配当株投資は、たくさんのお金を投資しなければ、
パワーは発揮しなので、贅沢三昧は出来ません。
でも。
あくまでも私の考えですが、
将来に備えてせっせと蓄えるのも大切ですが、
「日々の生活」や「いま」は、将来よりも大切だと思います。
極論、明日死ぬかもだし、
めちゃめちゃ貯め込んでも、
お金持ってあの世にいけるはずもないしw
「一番好きなビールを飲む毎日」
から始めてもいいんじゃない?
月イチで「お高いワインを飲む」でもいいんじゃない?
って思います。
「今を楽しみたい」なら、高配当株投資は、
再投資せずに使ってしまおう^^
記事を読んでくれた皆様に
毎日幸せが訪れますように。